気まぐれ畑日記2024.2.18
京丹後のオーガニックファームsora農園 さん。
こちらの、シェフ谷口が城崎時代からお世話になっている農家さんが、農業指導にはるばるとやって来てくださいました!
実は新屋敷のお庭、広大な敷地があるものの、その土はかなり頑固な粘土室…
畑でお野菜を育てるなんて、夢のまた夢のような不毛の大地なのです。
この土地でなんとか菜園を開きたい!という私たちに、素晴らしい知識の数々を伝受くださいました。
そして驚いたことに、土づくりに必要な素材が新屋敷の敷地に沢山眠っていたのです。
裏山から、腐葉土を採取。匂いが全然違う!フカフカで黒々とした有機物たっぷりの土です。
竹林の落葉の下には、白いハンペンのような薄い塊が。これは「放線菌」という発酵菌。
せっせとあつめて、早速肥料作り。
米ぬかと水を加えて混ぜ込み、「好気性発酵」というやり方で堆肥を仕込みます。
こちらの「好気性発酵」は匂いが出るので本土ではイノシシを寄せ集めてしまうのであまりやることができないとのこと。
害獣のいない隠岐の島だからこそできるやり方ですね!
ホームセンターに行かずして、不毛の大地に作物の育つ有機菜園ができあがるとは…自然の力と、それを活用できる知識に脱帽です。
今年はきっと、自家菜園のお野菜をお客さまにお出しできるはず!!
まずは3月、じゃがいもとレタスの植え付けに向けて早速取り組んでいきます。
お勉強用のメモも兼ねて、こちらに綴っていくので、よろしければ見守ってやってください。