隠岐の島町必須観光スポット3選
山陰の離島という時点でかなり秘境感のある隠岐の島。フェリーの本数も多くなく、よほどの離島好きでないとなかなか足が向かない旅の目的地であるかと思います。
しかし実は、伊丹空港から直行便でわずか30分!ドリンクサービスする時間も無いほどあっという間に到着するアクセスの良さなのです。
さてさて、そんな隠岐の島の新屋敷的おすすめスポットを今回はご紹介いたします。
1.岩倉の乳房杉

樹齢約800年、隠岐の島町布施地区・大満寺山に位置する岩倉神社の御神木とされています。
風穴があるこのエリアは空気がスっと冷え込み、それだけで神秘的な雰囲気。鳥居の向こうに建物は無く、この乳房杉が御神体として祀られている珍しい神社でもあります。


雨の日や霧が深い日、雪の日などは特に美しく、天候によって姿を変えるのも大きな見どころ。
2.壇鏡の滝

隠岐の島町の西海岸側にある那久地区から山に入っていくと辿り着くのがこの神社への入口となるひとつめの鳥居。ここを車でくぐり進んだのちに駐車場があり、背の高い2本の杉の木と、2つ目の鳥居をくぐりしばらく川沿いを歩いていきます。
オキサンショウウオも生息する透き通った渓流を沿い、時折巨大な倒木を横目しながら滝を目指す過程で神聖なエリアに近づいていくことをひしひしと感じます。
辿り着いた見事な滝は、「うらみの滝」といって、滝の裏側に入って見上げることができます。

特に雨が多く降った日の後には、圧倒される迫力がありながらも繊細な美しさを感じる素晴らしい雰囲気を持ち合わせています。
3.伊後港の夕日

せっかく海に囲まれたこの島に来たならば、海に沈んでいく夕陽をぜひ。
私たちがお勧めしたいのは、お宿からほど近い「伊後港」の夕陽です。

赤く染まっていく海岸と、圧倒的な存在感がある岸壁。観光スポットとして知られている場所では無いのですが、数ある島の夕陽スポットの中でも屈指の絶景です。

日中に岸壁を見に行くのもお勧めです。この日は白波がたつ大時化の海がそれはパワフルだったこと。「グレートオーシャンロードよりも感動した!」とお言葉いただいたほどでした。
今回は隠岐の島町に初めて訪れたならば必ず体験してほしいスポットとして選りすぐりの3箇所でした。
個人的には、観光情報に依らずご自身のシブいお気に入りスポットを発見していただくことがいちばんの魅力発掘かと考えております(山道の運転はくれぐれもお気をつけください!)